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木目1


万葉集新訳
−歌の本音に迫る−
  谷戸貞彦 著


 A5版
  344ページ
  絶版
万葉歌の裏にある意味を探り、その本心を現代訳で示した本。




〔内容紹介〕

 この本には、万葉集の1674番から2497番までが続けて訳されている。万葉集のこの部分は、続けて訳されると、深い意味を知ることができるという。
 この部分には、男女が歌で連絡し合った順に、短歌(反歌)が並んでいる。その表面は叙景歌であるが、実は別の意味を持っている。
 また、男の連作短歌もあるが、女との出会いから離別まで、続けて歌っている。それも、表面は叙景歌に見せかけてある。
 裏の意味の理解のために、この本では別の漢字で示してある。万葉時代の民俗にも触れている。当時の家族制度と独特の習俗を知ると、万葉集をより深く読むことができる。


〔各章〕
一.雑歌

四.春の雑歌

七.夏の相聞

十.冬の雑歌
二.相聞

五.春の相聞

八.秋の雑歌

十一.冬の相聞
三.挽歌

六.夏の雑歌

九.秋の相聞

十二.古今の相聞往来


木目1