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A5版190頁
絶版
ISBN978-4-
901596-07-7
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著名な和歌の作者を詳しく調べる中で、万葉集に記名のない和歌の作者特定が次第にできるようになった。
人麿関係の記事は、続日本紀にもあり、それによって、人麿が石見国に左遷された年月もはっきりした。
さらに、東歌の多くは、人麿作であることも分かった。それらは、万葉仮名の発展に寄与することとなった。そして、人麿は古事記を書き残すこととなるが、それなくしては日本書紀の作成は大幅に遅れたことだろう。
「読み人知れず」の歌、130首以上の作者を明らかにできたが、それにより歌の背景や詳しい人間関係が、分かるようになった。(序文抜粋)
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第一章 天才人麿の出現
第三章 人麿と依羅姫
第五章 山部赤人の謎
付録二 人麿年表
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第二章 人麿と土形娘子
第四章 人麿の悲劇
付録一 作者判明歌番号
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