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木目1


親魏和王の都
-伝承の日本史-

 勝 友彦 著
A5版 178ページ
絶版
ISBN978-4-
901596-11-4




〔内容紹介〕

 ヤマタイ国の謎が解けた。和の女王ヒミコは日向国の都万に都を造った。
 その都の場所を大和と偽って魏国に使いを派遣した。魏は都の位置が分らずに、『三国志』「魏書」にあいまいな記事を書いた。
 ヤマタイ国はヤマトの王朝を征服するために東征した。

 ヒミコは途中で病死し、物部イクメ王が頭となって、ヤマトに新しい王朝を造った。
 各地の伝承を基にして、この本は書かれた。

 この本はヤマタイ国論の決定版である。



〔目次〕

第一章 出雲王朝とヤマトの開拓

インドから来た出雲族
2王家による出雲王朝
徐福渡来の前ぶれ
徐福の石見国上陸
丹波の海王国
出雲人のヤマト開拓
神門臣家のカツラギ進出
海家勢力のカツラギ進出
登美家の三輪山西麓移転



第三章 吉備王国と道教古墳

大王のハリマ侵略
出雲戦争はじまる
フトニ王の変心
出雲を攻める王子
休戦を求めた西出雲王国
吉備王国の成立
吉備発祥の道教式古墳
出雲の四隅突出方墳




第五章 西の姫巫女と都万王国

宇佐家の豊王国
物部勢の都万への移転
物部王国と豊王国の連合
竜宮の乙姫にされたヒミコ
都万王国の東征準備
黄巾の乱と魏の弾圧




第七章 第2次物部東征と出雲の敗戦

宇佐八幡の出陣式
田道間守の田和山攻撃
東征軍の瀬戸内攻略
西出雲王国の敗戦
東出雲王国の滅亡
出雲の国譲りは無かった






第九章 物部王朝の盛衰

月の女神とホケノ山古墳
暗殺を逃れた武内宿祢
出雲の古墳造りと関東出兵
大和姫の箸墓
九州遠征と東国遠征
賀茂王家のメスリ山古墳

第二章 ヤマト王国と筑紫王国

初代大王の村雲
海王朝から磯城王朝へ
弥生時代に天皇はいない
国押人大王、後漢へ行く
火明とニギハヤヒは、同じ人
吉野ケ里はヤマタイ国ではない
但馬に渡来したヒボコ
筑紫物部王の東征野望
ヒボコ勢の播磨侵略
出雲王国の銅鐸埋納


第四章 物部東征とヤマトの姫巫女

第1次物部東征
紀伊国への上陸
熊野への転進
ヤタガラスの道案内
銅鐸を壊されたヤマト
大彦勢、阿倍一族となる
阿倍一族のクナ王国
尾張・海家の敗走
モモソ姫巫女による平和
巻向遺跡はヤマタイ国ではない


第六章 豊玉姫と魏の外交

ヤマタイ国の都
都を偽った和の女王
魏への使者・田道間守
嫌われた鬼道と神獣鏡
イクメ王の帯方郡訪問
武内の戦況報告
武内宿祢の裏切り
ヤマトの三角縁鏡


第八章 イクメ王の大和占領

女王の死去と田道間守
イクメ王軍の生駒山駐留
ヤマトの王・田道間守
野見宿祢の急死
出雲国造になるホヒ家
豊国軍のヤマト到着
豊国軍の三輪山攻撃
追放された豊来入姫女王
物部イクメ、大王となる
石上神宮での祭りごと


第十章 神話の作られ方

史実は神話に変えられた
説話と史実の関係
魏書を疑わせる策略
逃亡豪族が派遣将軍とされた
タジマモリが忠臣に化ける
月神を隠したがる官吏
古代に欠史期間はない





木目1